自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例の研究検査の倫理審査について


「自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例の研究検査の倫理審査について」
 

主治医の皆さんへ
 

 「自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例の特別・精密検査(研究検査)」を実施するためには、「医学系研究の倫理指針」に適合することが必須条件です。一方、「自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例」が何時貴院を受診するかは全く予測できないので、疑い症例に遭遇してから各所属医療機関の倫理審査委員会の承認と症例の文書同意を取得して「倫理指針適合状態」を獲得するまでには、長期間を要することが多いようです。
  
そこで、「自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例」に遭遇する可能性のある診療科の皆さんには、当研究班事務局(以下のメールアドレス)にメール連絡して、倫理審査委員会の承認と症例の文書同意の取得に必要な「文書セット」を受け取り貴院での倫理審査委員会の審査を予め完了しておくことを「強く」お勧めします。
 
 既に、山形大学医学部の倫理審査委員会の承認を受けているので、貴院では「迅速審査」に該当する筈です。
  
以上、「自己免疫性凝固因子欠乏症(出血症)疑い症例」の迅速な研究検査と確定診断を可能にし、適切な治療を早期に開始することによって救命の可能性を高めるために、倫理審査の手続きを事前に実施して下さるよう、くれぐれも宜しくお願い致します。
 

 

厚労科研「均てん化」研究班代表 一瀬 白帝   拝
E-mailアドレス: bunbyo●mws.id.yamagata-u.ac.jp 
(●を”@”に変えてご使用下さい。)